Montserrat Caballé、(1933年4月12日スペイン、バルセロナ生まれ-2018年10月6日バルセロナ没)は、多才なフレージングで賞賛され、ジュゼッペ・ヴェルディ、ガイタノ・ドニゼッティ、リヒャルト・シュトラウスのオペラでその演技が評価されているスペイン人オペラソプラノ歌手である。 幼少の頃、バルセロナのリセウ音楽院でエウゲニア・ケニーに師事し、その後ナポレオーネ・アノバッツィ、コンチータ・バディアに師事した。 1956年にバーゼル歌劇場に入団し、同年、ジャコモ・プッチーニの『ラ・ボエーム』のミミ役で初めて主要な役を演じた。 1959年、ブレーメン歌劇場の主席歌手となる。 1964年、メキシコ・シティでマスネの『マノン』でセンセーショナルなデビューを飾った。 翌年にはニューヨークのカーネギーホールでドニゼッティの『ルクレツィア・ボルジア』を歌い大成功を収め、イースト・サセックスのグラインドボーン音楽祭でモーツァルトの『フィガロの結婚』の伯爵夫人とシュトラウスの『ばらの騎士』のマルシャリン役を歌い、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にグノーの『ファウスト』のマルグリットでデビューを飾った。 世界の主要なオペラハウスで公演を行うとともに、スペイン歌曲を中心としたリサイタルも数多く行っている。

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