有理式の演算は、一部の学生には難しく見えるかもしれませんが、式の掛け算のルールは、整数の場合と同じです。 数学では、有理数とは、pとqを整数とし、qが0に等しくないp/qの形をとる数と定義されています。

有理数の例は以下の通りです。 2/3, 5/8, -3/14, -11/-5, 7/-9, 7/-15, -6/-11 など。

代数式とは、変数と定数を演算記号 (+, -, × & ÷) を使って結合した数学的表現です。 同様に、有理式はp/qの形で、pとqのどちらか、または両方が代数式になります。

有理式の例としては、次のようなものがあります。 3/ (x – 3), 2/ (x + 5), (4x – 1)/3, (x2 + 7x)/6, (2x + 5)/ (x2 + 3x – 10), (x + 3)/(x + 6) など。

有理式の乗算はどうするか?

今回は、有理式の掛け算を学びますが、その前に、2つの分数が掛け合わされることを思い出してみてください。

2つの分数の掛け算は、1つ目の分数と2つ目の分数の分子の積と分母の積を求めることを伴います。

また、有理数式の乗算は、分子と分母をまず因数分解して相殺し、残りの因数を乗算することによって行うことができます。

  • 分子と分母の因子が共通または類似している場合のみ、式をできるだけ小さい項まで下げます。
  • 例題1

    3/5y * 4/3y

    解答

    分子と分母を別々に掛け合わせる。

    3/5y * 4/3y = (3 * 4)/ (5y * 3y)

    = 12/15y 2

    3 で打ち消し分数を減らす。

    12/15y 2 = 4/5y2

    例2

    {(12x – 4x 2)/ (x 2 + x -12)} を掛け合わせましょう。 * {(x 2 + 2x -8)/(x 3-4x)}

    解答

    各式の分子と分母の両方を因数分解する。

    = {- 4x (x – 3)/(x-3) (x + 4)}

    解答

    各式の分母の両方を因子分解する。 * {(x – 2) (x + 4)/x (x + 2) (x – 2)}

    式を減らすか消して、残った分数を書き直します;

    = -4/ x + 2

    例3

    (x 2 – 3x – 4/x 2 -x 2) * (x 2 – 4/ x2 + x – 20) を掛け算します。

    解答

    すべての式の分子と分母を因数分解し、

    = (x – 4) (x + 1)/ (x + 1) (x – 2) * (x + 2) (x – 2)/ (x – 4) (x + 5)

    残りの因数をキャンセルして書き直せばいいのです。

    = x + 2/ x + 5

    例題4

    乗算

    (9 – x 2/x 2 + 6x + 9) * (3x + 9/3x – 9)

    解答

    分子と分母の因数を求め共通因子を打ち消す。

    = -1(x + 3) (x – 3)/ (x + 3)2 * 3(x + 3)/3(x – 30

    = -1

    例5

    簡便にします。 (x2+5x+4) * (x+5)/(x2-1)

    解答

    分子と分母を因数分解すると、以下のようになります。

    =>(x+1) (x+4) (x+5)/(x+1) (x-1)

    共通項をキャンセルすると、

    =>(x+4) (x+5)/x-1

    例6

    ((x + 5) / (x – 4))) と掛け算をする。 * (x / x + 1)

    解答

    = ((x + 5) * x) / ((x – 4) * (x + 1))

    = (x2 + 5x) / (x2 – 4x + x – 4)

    = (x2 + 5x) / (x2 – 3x- 4)

    整数に代数式をかける場合は、式の分子に数値をかけるだけである。

    これは、整数の分母が常に1であるためで、式と整数の掛け算のルールは変わりません。

    以下の例7を考えてみましょう。 * x

    解答

    = ((x + 5) / (x2 – 4))) * x / 1

    = (x + 5) * x / (x2 – 4) × 1

    = (x2 + 5x) / (x2 – 4)

    練習問題

    次の有理式を簡単にしてください

    解答

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