サンプルルームのレプリカ 中銀カプセルタワー型
11階と13階の2つのコンクリートの塔が連結され、そこに140個の自己完結型のプレハブカプセルが収められています。 各カプセルの大きさは2.5 m (8.2 ft) x 4.0 m (13.1 ft) で、一端には直径1.3 mの窓があり、小さなリビングやオフィススペースとして機能するようになっています。 カプセルは連結して組み合わせることで、より大きな空間を作り出すことができます。 各カプセルは、2本のメインシャフトのうち1本にのみ4本の高張力ボルトで接続されており、交換可能な設計になっています。 カプセルは量産を前提に設計されていますが、建設当初から1台も交換されていません。
カプセルはユーティリティや内部建具を取り付けられ、建築現場に運ばれた後、コンクリートのタワーに取り付けられました。 カプセルはそれぞれ独立してシャフトから片持ちで取り付けられており、どのカプセルも他のカプセルに影響を与えることなく簡単に取り外すことができるようになっていました。 カプセルは、亜鉛メッキリブ強化鋼板を張った全溶接軽量鉄骨トラスボックスで、防錆塗料を塗布し、加工後にケニテックスの艶出しスプレーで仕上げている。 地下1階から2階までは普通コンクリート、それ以上は軽量コンクリートが使用されています。 シャッターは塔の1階分の高さの大きなパネルで構成されている。 階段を早くから利用するために、床板やエレベーターシャフトにはプレキャストコンクリートが使われています。 鉄骨工事が2日、プレキャストコンクリート工事が2日というパターンだったので、躯体が完成する頃には階段は完全に使えるようになっていました。 エレベーターの現場施工は、立体フレーム、レール、アンカー指示箱などをプレキャストコンクリート部材に組み込み、かごをプレハブ化することで短縮された
当初のターゲット層は東 京の独身サラリーマン。 そのコンパクトな住居の一角には、コンロや冷蔵庫、テレビ、オープンリール式のテープデッキなどの家電製品やキャビネットが壁一面に組み込まれていた。 その反対側には、飛行機の化粧室と同じ大きさのバスルームがある。 ベッドの上には大きな丸窓があり、部屋の一番奥にある。 ステレオなどのオプションも元々用意されていた。
工事は現場とオフサイトの両方で行われた。 現地では、2つのタワーとそのエネルギー供給システム、設備が、工場ではカプセルの部品が加工・組み立てられた。 中銀カプセルタワーの建設では、阿部信夫がシニアマネジャーとして設計部門のひとつを統括した
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